このような日々

久しぶりに書く、冷やし中華のノリでXを始める、風邪をひく

2025.10.17

久しぶりに書く

夏休み、母校に顔を出しに行った際、もう文章は書かないのか、というようなことを教師に問われた。ううん、と唸った。

大学に入学して半年ほどたつ。この半年で、日記とか、脈絡のない短文とかはちょこちょこ書いていたのだが、形の整った文章というのを書く機会がとんとなかった。そういえば自分は締切なり何なり、何か差し迫ったものがないとなにもできないタイプだったなあ、と今更ながらに思い出す。

何か書きたいという気持ち自体はあるのだけど、いかんせん自分一人では何も思うように進まない。そこで、別に誰が読んでくれることを期待しているわけではないけれど、知り合いがその気になれば読むことができるという状況に自分を置くことが大事なのだ、と思いついた。そしてこういう形になった。

とはいえ何か意味のあることを書けるわけではない。そもそもつづめれば一言で済むはずのことを引き延ばして長ったらしく語ることが得意である。文字面だけをこねくり回し、何かを言ったようで結局何も言わないでいるのも得意である。けれど元来書くというのはそういうことでないかとも思う。

そういうわけで、久方ぶりに文章を書こうとしている。

Xを始めた

この場合の始めた、というのは、リアルの知り合いにそうとわかってもらうための公開アカウントを作る行為をさす。というのも、匿名で見ることだけなら私はこれまでも人生のうちかなりの時間を費やし──もとい無駄にしてきたからである。

前提として、私が所属するサークルでは、多くの先輩や同期が特定可能な個人のアカウントを持っており、活動の告知ないしサークル員および外部との交流というのがそこそこ盛んに行われている。

しかし私は今までそんなことをしたことはない。Twitterに暇さえあれば齧り付くようになって、空白期間こそあれどかれこれ4、5年になるが、アカウントには常に鍵をかけてほとんど誰とも繋がることなく、好きな物事にひっそりいいねをつけるだけの日々であった。知らない人の炎上を遠くから眺めては自らを省み、知り合いのアカウントを見かけてはそっとブックマークし、石の裏にへばり付くゲジゲジがごとき陰鬱さでもってネット世界を生きてきた。

なんといったって昨今のSNSというのは正しく恐ろしい場所である。さらっと吐き捨てられた愚痴一つにあらゆる物事が動かされてしまう。うっかり炎上したら終わりというような雰囲気すらある。所詮電子機器の中にしかない世界の扱いにしては、あまりに物騒がすぎる。

そういう場においてアカウントと個人の情報を紐づけてしまうのはどうなのか、などとぐだぐだ考えていた、のだが、まあなんやかんや心境の変化などもあり、まあ別にどうでもいいかと考えるに至った。画面の中の出来事に怯えすぎるというのも、それはそれで馬鹿馬鹿しいことである。

ということで、ただX始めました、と、冷やし中華のそれと同じくらいの軽さで、そっと書いておくことにする。

https://x.com/enentoikiru

風邪をひく

ひさしぶりに熱を出した。サークルの練習と発表会が連日のようにあり、調子に乗りすぎた結果喉をぶち壊して声が完全にイカれ、それが治らないままなし崩しに風邪をひいたのである。熱が下がって2週間ほどたつが、今もまだ若干鼻詰まりだ。

とかく健康第一である。何をするにも健康でないと始まらない。溜まりに溜まった積読を消化するのもこうして文章を書くのも、あとは夏休みの間に忘却曲線のはるか彼方へと追いやられてしまったドイツ語の文法を覚え直すのも、なんにせよ鼻がずびずびの状態では満足にできないのである。

喉をやられていたのもそうだが、生来の宵っ張りのせいで睡眠時間を大幅に削っていたのも体調不良の一因であろうから、とりあえず当座の目標はきちんと睡眠時間をとること、とした。

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